JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

50MHz受信機のIF増幅段

前回のつづきで、IF段以降の回路を作りました。中身はダブルスーパーヘテロダイン受信機です。第一IFはフロントエンドで混合した10.7MHzで、これが入力になります。2SC2669で同調増幅された後、10.245MHzの第2局発で混合され、第2IFの455kHzが作られます。第2IF増幅された後、セラミックフィルタを通り、再度増幅され、ショットキバリアダイオード検波され、TDA7030パワーアンプ低周波増幅されスピーカーに音声出力されます。
このような混合、局発、中間周波増幅回路はICとして有名なTA7358があり、AM検波はLA1600やTA7613などがありますが、ICを使ったとしても、パスコンやIFTやコイルなどの大型部品がたくさん必要になるので、実装面積的にはあまり変わりません。回路の理解を深めるためにも、ディスクリートで組むことにしました。
下写真の左が前回製作したフロントエンド部、右がIF〜AF増幅段。基板中央に鎮座するTO-220タイプの石がTDA2030で、結構いい音が出ます。

続きは次回。