Pyboardを動かす
引き続きマイコンネタです。前回はラズパイで動くLinux上のPythonでラズパイのハードウエア(GPIO)を制御したのですが、Pythonでそのまま動くマイコンがあるというので早速Amazonで入手してみました。Pyboardです。
どういうことかと言うと、例えば、Arduinoなどでは、PCで開発環境などを使ってソースコード(C言語)を書きビルドしてマイコンと通信してプログラムを送り込むということをするのですが、Pyboardの場合はマイコン上にMicro PythonというPythonが実装されているので、Pythonコードだけで動きます。これは簡単です。しかもPyboardをPCにUSBでつなぐとストレージとして認識するので、その中に入っている"main.py"を書くだけです。
例えば、
# main.py -- put your code here! import time from pyb import Pin pin_out = Pin('X12', Pin.OUT_PP) while True: pin_out.high() time.sleep(1) pin_out.low() time.sleep(1)
をmain.pyに書き込んで、X12端子とGNDにLEDを付けてPyboardをリセットするだけでLチカが動きます。ついこの間はmbedで感動したのですが、これは更に簡単になってますね。
ピン配置は、
これを見るとわかるように、SPI, I2Cや各種ペリフェラルに対応しています。スペックは、STM32F405RGマイクロコントローラ、1024KiBフラッシュROMと192KiB RAM、Micro SDカードスロット対応などなど。
さてこれで何をするかですね。悩みます^^;