JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

読書

2021年読書ログ

2021年はまったく更新していませんでした。無線やっていませんでしたからね。ブログのタイトルも変えたほうがよいのかな・・・・読書は割と続けていたのでその備忘録代わりに2021年に読んだ長編小説を載せておきます。覚えているものだけなので他にも読んだ…

今年の読書体験

今年は割とたくさん読書しました。きっかけは2つあります。一つはルース・レンデルという昔から気に入っているイギリスのミステリー作家が今年の春に亡くなったのです。彼女の著書はほぼ買い込んでいたのですが、まだ読んでない(いわゆる積ん読状態)のが…

全集に就いて

読書の秋になってきましたので、本の話題を。小説のたぐいは、値段、携帯性や入手性の観点から文庫本を買って読むことが多いのですが、ややマイナーな作家や作品になると単行本に収録されてなかったり、その作家の書簡や日記まで全部読みたいときなどは個人…

読んでいる・読んだ本いろいろ

またまたネタがないので最近読んだ(まだ全部読んでないのも含む)いくつかの本の内容を少し紹介します。表現と介入: 科学哲学入門 (ちくま学芸文庫)作者: イアンハッキング,Ian Hacking,渡辺博出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2015/05/08メディア: 文庫こ…

ニュートン『光学』

無線のアクティビティ低下に伴いネタが枯渇している今日此頃です。今回も読書ネタです。かのアイザック・ニュートンの主著の一つである『光学』を読んでみました。光学 (岩波文庫 青 904-1)作者: アイザック・ニュートン,島尾永康出版社/メーカー: 岩波書店…

理不尽な進化

昨日読んだ本を評しますと・・・進化論、結構好きです。神の創造論と真っ向から対立する理論であり、こんにちでも多くの論争があるそうです。科学の方法論上、進化論は「実験による検証・反証は不可能」なので、本来ならば「疑似科学」「形而上学」として科…

野家啓一『科学哲学への招待』

またネタぎれ気味なので書評などを。科学哲学への招待 (ちくま学芸文庫)作者: 野家啓一出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2015/03/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (6件) を見る最近になって科学哲学の入門書が頻繁に刊行されています。今年だけでもイ…

偉大なる失敗

ムセンに関するネタも尽きてきたので、最近読んだ本について評してみたいと思います。 ブルーバックスを含めて、科学に関する読み物は以前から相当読み散らかしています。なかでも最近出版されたマリオ・リヴィオ氏による『偉大なる失敗』を読んでみたところ…

太宰がブームらしい

生誕100年とのことで、いま太宰治がブームらしい。若い頃一度は太宰にハマッてしまうのではないでしょうか。不思議な魅力がありますね。たしか中学生頃の読書感想文に『人間失格』を選んで、先生に怒られたことがあることを思い出しました(笑)。 『津軽』や…

本読みの憂鬱

発売開始2週間弱で、100万部以上を売り上げているという村上春樹の『1Q84』(まだ入手しておりません)。なぜ村上春樹がこんなに売れているのか、大いに疑問です。おそらくマーケティング手法が功を奏したのでしょう。マスコミも騒いでいるし。確かに、村上…

私のベスト小説

趣味欄に「読書」と書いてしまったので、最近はあまり読んでいませんが、読書に関する話題を書きます。守備範囲はとても広く、古典から現代小説、純文学からミステリやライトノベルまで何でも読みます。小説以外では哲学書から料理本まで(笑)。今まで読んだ…