JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

ローディングコイルの試作

小型の垂直アンテナでローバンドを運用しようとなると、どうしてもエレメント長が不足になってしまいます。オートアンテナチューナーを使うのであまり気にしなくてもよいのですが、それでも不足することがありますので、ローディングコイルを作っておりました。ちなみになぜコイルが必要かと申しますと、エレメントが波長よりも短いとアンテナのインピーダンスのうち、容量性リアクタンスが大きくなってしまうためです。従って、インダクタンスを直列につなぐことでリアクタンスを打ち消す効果があります。
今回は、大型のアクリルのパイプの端切れが手に入りましたので、それを使っております。AWG22のワイヤを適当に巻いていくつかタップを出しております。巻数が多いと巻線間容量が多くなり自己共振周波数が低くなってしまいますが、測定すると20MHzくらいですから、なんとか大丈夫そうです。今月末に移動運用で動作確認する予定です。