JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

定電圧レギュレータ回路の試作

あらゆる電子回路においてそれの安定な動作を確保するためには、供給電源の電源電圧を安定化することが必要で、とくにオーディオや送受信機などのアナログ回路では電源の安定化が極めて重要な要素です。その手法はいろいろありますが、我々のような自作派ア…

太宰がブームらしい

生誕100年とのことで、いま太宰治がブームらしい。若い頃一度は太宰にハマッてしまうのではないでしょうか。不思議な魅力がありますね。たしか中学生頃の読書感想文に『人間失格』を選んで、先生に怒られたことがあることを思い出しました(笑)。 『津軽』や…

気になる太陽活動について

先日(月曜日)は所用で休暇をとっていました。日中、少し時間あったので自宅で21MHzを聞いていたら、平日の昼間なのにこんなにも局がいるの?と思うほど、バンドが開けていました。しかし、猛パイルになることもなかったので、のんびりと10局ほどQSOしまし…

携帯用3エレ八木アンテナの試作

430マンならば一度は必ず作りたくなると言われる(?)430MHz帯のアンテナ。当局も作ってみました。過去にヘンテナやSQに挑戦したことがあるのですが、実は八木は初めてでした。ただの八木では面白くないので、ジャンク屋から大量に仕入れた携帯ラジオ…

音の風景

NHK第1の深夜に放送している『ラジオ深夜便』の中に“音の風景”という5分くらいのコーナーがあるのですが、これが実に渋い。詳しくはリンク先を見ていただきたいのですが、昔の“生録”を思い出す方も多かろうと思うのです・・・・いつも興味深くしみじみ…

電子卓上計算機

当局は化学系企業の技術者です。仕事柄ほとんど毎日電卓を使っています。ただの電卓ではなく、写真にあるように、たくさんボタンが付いている「関数電卓」で、当局が高専に入学したときからずっと関数電卓を使い続けています(高専の授業・演習では、もはや…

50MHz送信機 可変周波数発振器の製作

以前の記事で、50MHzのフロントエンド部と50MHzのIF部・AF部を製作したので、送信機と変調段をつくればトランシーバーができ、それを目指しています。今回は送信機の可変周波数発振器(VFO)を作りました。VFOには、不安定だが周波数が可変しやすいLC発振回路…

アクティブフィルタの設計

前回の専用ICによるトーンコントロールではジャンクマイクの音をイコライズしきれなかったので、もっとブーストレンジの広いフィルタにするべきと、オペアンプを使ったアクティブフィルタを設計してみました。「JRCのオペアンプ応用回路集」を参考に回路を書…

パソコンがそろそろヤバイ状態

当局が今メインで使っているパソコンはエプソンダイレクトから購入したもので、Pentium4 2GHzのデスクトップ。たしかXPが出たばかりの頃だから、かれこれ7年くらい使っています。なぜパソコンは使い込まれると、動作が緩慢になるのでしょうか?特に重たいア…

トーンコントロール付きマイクアンプ

またもやマイクアンプである。過去に、真空管式マイクアンプ、オペアンプを使ったオペアンプ、ALC機能ICによるマイクアンプなどを作ってきて実験してきました。 先日、ジャンク屋で発掘したカラオケ用ダイナミックマイク(キャノンケーブル付きで@300)をつ…

50MHz受信機のIF増幅段 その2

アマチュア無線技士国家試験に『受信機のブロックダイアグラム』の問題が良く出てきます。あるブロックが空白になっていたりして、ここに該当する言葉を入れなさい、という具合ですが、アンテナから入ってきた信号の波形や周波数をイメージすると簡単に解け…

ロッドアンテナで移動用アンテナ製作

山岳移動用の収納しやすい小型移動用アンテナを考えています。すぐに思いついたのはエレメントを伸縮可能なロッドアンテナにしてしまうことです。これなら144MHzと430MHzの八木が、50MHzのVダイポールが作れそうです。たしか、ハムフェアでどこかのブースで…

50MHz受信機のIF増幅段

前回のつづきで、IF段以降の回路を作りました。中身はダブルスーパーヘテロダイン受信機です。第一IFはフロントエンドで混合した10.7MHzで、これが入力になります。2SC2669で同調増幅された後、10.245MHzの第2局発で混合され、第2IFの455kHzが作られます。…

50MHz受信機のフロントエンド

短波帯のスーパーヘテロダイン受信機をLA1600などのAM中波ラジオチューナーICを用いて設計していましたが、ちょうど良い容量のバリコンがなかったりしてフロントエンドがなかなか作れません。バリキャップ同調式に変えて設計していますが、容量の大きいバリ…

本読みの憂鬱

発売開始2週間弱で、100万部以上を売り上げているという村上春樹の『1Q84』(まだ入手しておりません)。なぜ村上春樹がこんなに売れているのか、大いに疑問です。おそらくマーケティング手法が功を奏したのでしょう。マスコミも騒いでいるし。確かに、村上…

2009年コンテストカレンダー

当局のコンテストカレンダー。備忘録代わりなメモです。太字は既に実施済み。 1月 ニューイヤーQSOパーティー ・・・・ 約130局交信 2月 関東UHFコンテスト ・・・・ 大山移動で260局交信 4月 神奈川県非常通信訓練コンテスト ・・・・ 自宅から県内オー…

2E26解体

以前の作製した真空管式スーパーラジオの音声出力段に使っている2E26を壊してしまいました。アンテナマストに使っているUボルトをたまたま床に置いていたラジオの真上に落としてしまったようで、あっけなく2E26が撃破されました。こういうこともあろうかと…

オール神奈川コンテスト

2009年6月6日のオール神奈川コンテスト(以下カナコン)に参加しました。今回はカナコン常連のローカルOM局と一緒に伊勢原市の林道への移動運用で挑みました。本移動地は神奈川県内では5本の指に入るほどの好ロケで、特に人口密集地である横浜はもちろ…

明日はカナコン

いつの間にか2万PV到達しました。ありがとうございます。 さて、明日(6/6)は、オール神奈川コンテスト(夜21:00〜23:59)です。WXがよくないのですが、/1で参加する予定で、もし聞こえてましたら、お声がけよろしくお願いします。たぶん、6m, 2m, 430MHzの…

短波帯AMラジオの製作

LA1600などの中波AMラジオ用のICを使って、7〜11MHz帯のAMラジオを作ろうと実験しておりますが、どうも中間周波数を高くすると局発が不安定になったり、中間周波増幅のゲインが十分に取れないようです。中波用のバリコンを流用しているためにコイルのインダ…

21MHz帯ダブルバズーカーアンテナの製作

めずらしくアンテナ製作です。21MHzはHF帯の中では最も好きなバンドです。しかし、波長の短い21MHzでもアパマン局にとってはフルサイズのアンテナをベランダに上げることは難しいです。以前はVダイポールをベランダに出していましたが、今は3m釣竿+アン…