アクティブフィルタの設計
前回の専用ICによるトーンコントロールではジャンクマイクの音をイコライズしきれなかったので、もっとブーストレンジの広いフィルタにするべきと、オペアンプを使ったアクティブフィルタを設計してみました。「JRCのオペアンプ応用回路集」を参考に回路を書き、SIMetrixでシミュレーションしてみました。回路図が見にくいがご勘弁頂きたい。
可変抵抗を回すと高音・低音ブーストされます。その周波数特性をシミュレートしました。VRの位置を、左一杯、中央、右一杯と変化させたときの周波数特性です。ちなみに負荷は10kΩとしました。赤実線が中央位置です。
低音側。
高音側。
20〜13dBくらいブーストされています。イコライズレベルはこれで十分だと思われます。ICは大量に在庫している“元祖オペアンプ”μA741を使う予定。