JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

7MHzのAM/SSB/CW受信機の製作

ちょっと練習がてらLA1600を使ったSSB受信機をでっち上げました。局発はLCのVFO。IFは455kHz。BFOはセラミック発振子。LA1600の前段にプリ1段。AF増幅はTA7252です。 古い製作記事を参考にしながら安定なVFOを挑戦してみました。やはりFCZやトロイダルコアな…

移動運用 神奈川県茅ヶ崎市

当局の常置設置場所でもある茅ヶ崎市の高台の公園で移動運用しました。いつもの通り、7MHz〜430MHzで各局が運用と懇親会で楽しめました。参加された各局、交信いただいた各局、ありがとうございました。本日condxはイマイチでしたが、給電点が約10mとFBな設…

Twitterをはじめて数日

経ちました。結構面白いです。みなさんフォローお願いします。https://twitter.com/jf1dirTwitterはじめるとブログの交信頻度が落ちる、というのは真実でした(笑)。ある程度ネタがまとまればこちらにアップしますので、よろしくお願いします。

ついったー始めました。

この手のツールは、10数年前だったら貪欲にやっていたのでしょうけど、知り合いからの猛烈な勧誘もあってか始めてみました。ざっと見渡したところ、時間/ネット空間的に立体的なチャットというイメージです(意味が不明ですが)。ミクシィ同様あまりやらな…

VFO/逓倍回路の実験 その2

DDSから36MHzのVFOを発生させるために、前回ではPLL逓倍回路を試してみました。以前、逓倍回路の実験として(1)C級増幅で高調波を取り出す方法(これが一番一般的)、(2)ダイオードダブラ、(3)アクティブダブラ、(4)バラモジによるダブラもやりましたが、PLL…

そろそろ受信回路の実験 その4

前回の記事でフォワードAGCトランジスタによるIFアンプの電力利得がおかしいということを書いてしまったのですが、単なる結線ミスでした(大汗)。一段当たり37dBの利得になりましたので、実験は成功と相成りました。で、今回は製作記事でよく見かける定番FET…

そろそろ受信回路の実験 その3

さすがに平日には本業があるのであまり作業が進まず、今日は移動運用をやっていたので(伊勢原市 55QSO。交信いただいた各局TNX)、電子工作は少しお休み状態でした。 受信機の心臓部でもあるフロントエンドとIFアンプの設計に進んでいます。これらも、去年の…

VFO/逓倍回路の実験

トランシーバーの心臓部分でもあるVFOはDDSを採用する予定で、貴田電子さんのKEM-DDS-VFO-MC50を用意してあります。マスタークロック50MHzのAD9834で動いておりますので、上限が約16MHzとなっております。しかし、IFを14MHzで設計しているので、50MHzの信号…

SSBジェネレータの実験 その7

前から触ってみたかったアナログスイッチによる変調回路です。ダイオードの代わりにアナログスイッチ(74HC4066)を使っただけです。CMOSロジックICだけでDSB波ができてしまうというマニアックな回路で有名、無調整で割りとサプレッションが優れているのが特徴…

そろそろ受信回路の実験 その2

8万ページビュー突破しました。毎度ありがとうございます。 前回はバラモジICやAGCアンプICをペタペタと張り合わせて中波AMラジオを作ってみたわけですが、検波回路がただのダイオード包絡線検波と言うのでは些か詰まらないので、455kHzのBFOを作ってIFと…

そろそろ受信回路の実験 その1

受信回路の実験をやっておりまして、とりあえずIF段のAGCアンプを調査していました。すると旧モトローラのMC1350というICが有名とのことで、いくつか入手して動作させたところ結構使いやすいです。単なるIFアンプならばFMラジオ用のICのIFアンプ部を使ってみ…

SSBジェネレータの実験 その6

ネタがすぐ切れそうなので、小出しにしていきたいと思います。 スペアナを手に入れてから、ミキサいじりが奥が深くなかなか抜け出せません(笑)。ショットキバリアダイオードクワッドのND487C1-3Pとかダイオードの代わりにJFETを使ったダイアモンドアクティブ…

SSBジェネレータの実験 その5

特性の優れたミキサを調べていて可能ならば入手して実験していますが、高周波ミキサなんぞアマチュアの電子工作マニアにとってはかなりマイナーな部類に入るので、入手しにくい部品のようです(苦笑)。 ギルバートセルの回路図を眺めていたら、ディスクリート…

ボイスメモリのキット

工作部屋兼書斎を片付けていたら、以前衝動買いした秋月のキット60秒電子録音・再生モジュール Happiness Voice Recordingが出てきたので、衝動的に作りました(笑)。 よくあるボイスメモリで、CQマシンに使えそうなので、買ってみたものの、存在すら忘れ去…

今年のToDo(やること)

●管球式アンプの製作 去年はあまり精力的に作らなかったのですが、部品と情報収集は怠っていないつもりです。旧共産圏の供給体制には若干不安があるようですが、球アンプブームはまだ続いているようですから、血眼になって部品収集に走らなくても良いようで…

神奈川県海老名市移動運用

今年一発目の移動運用は、ローカル局と一緒に、ホームのお隣、神奈川県海老名市(JCC#1116)で行いました。 風弱く日差しも暖かくWXは最高。お空のcondxはイマイチでしたが、今回は狭い場所ながらもなんとか7MHzのフルサイズを張って運用しました。飛びはまぁ…

SSBジェネレータの実験 その4

更にしつこくSSB変調回路の設計と製作実験の続きです。ギルバードセル二重平衡変復調ICによる平衡変調回路は、入力レベルを適切に選ばないとスプリアスを発生しやすいという欠点はあるものの、キャリア、AF信号のレベルが小さくても動いてくれるので全体の回…

電子部品について その1

先日の1月2日、3日に行われたニューイヤーパーティでは、各局ご交信ありがとうございました。約100局ほど交信しました。普段のコンテストとは違いガツガツと局数を稼ぐわけではないので、ややラグチューめのペースでQSOを楽しめました。本ブログを見てい…

SSBジェネレータの実験 その3

前回は各種二重平衡変調ICで、低周波である音声信号と高周波である14MHzのキャリア信号を乗算することが可能で、古典的方法(伝送線路トランス)よりもICで作ったほうが簡単で上手くいくようです。しかし、この段階では二つの周波数の和と差の成分が含まれて…

差動増幅用デュアルトランジスタ

ご存知のようにオペアンプなどの入力段には差動増幅段が使われており、特性が良く揃った2つのトランジスタから構成されています。従って、差動増幅器を個別部品で組み上げるときには、特性の良く揃った2つのトランジスタを選別し(もちろん自分で測定する…

SSBジェネレータの実験 その2

前回の実験では、東芝のTA7320を使ったSSBジェネレータを試作しました。二重平衡変調器は数多くありますので、手持ちのICで実験の続きをしてみました。アマチュアにとって使いやすいICは、昔ながらの2.54mmピッチの基板挿入実装タイプですが、現行品で入手し…