JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

電子部品について その1

先日の1月2日、3日に行われたニューイヤーパーティでは、各局ご交信ありがとうございました。約100局ほど交信しました。普段のコンテストとは違いガツガツと局数を稼ぐわけではないので、ややラグチューめのペースでQSOを楽しめました。本ブログを見ているOMさんも少なくないようで、本年もよろしくお願いします。
さて、NYP中のQSOで話題にもなったのですが、自作する際の当局のコダワリというか心構えというか、というものを書いてみます。ご意見ご感想をお待ちしております。


●通販の利用
実験をくり返して部品をたくさん消費してしまうことから、なるべく安く入手したい、また思いついた時にすぐ作ってみたいことから、汎用品については海外通販でまとめて大量に購入しています。トランジスタダイオード・抵抗・セミコンならば数百個単位、やや値段の張るものならば10〜30個単位です。トロイダルコアやソケット類は再利用が利くので数はたくさんありませんが、種類は揃えてあります。
特にMouserとDigikeyが安くて届くのが速いです。どちらも7500円以上購入するとFedEXの通常便ならば送料が只になります。最近、Mouserのサイトが日本語化されました。


●中国製には気をつける
昨年は中国製ギョーザで大騒ぎになりましたが、電子部品も中国製が多く出回っています。すべてではありませんが、ロクな物がありません。
 ユニバーサル基板:基盤の反りが大きい。穴がずれている。銅箔がはがれやすい。パターンが汚い。
 スイッチ類:接点がすぐにダメになる。ピンがぐらつく。ネジが狂っている。
 樹脂製品一般:プラスチックの可塑剤が滲み出してくる(ヌルヌルしてくる)。臭い(笑)。
 ミノムシクリップ:クリップ先端の噛み合わせが狂っている
 ソケット類:寸法狂いがひどく噛みあわない。無理にはめると、二度と外れない(笑)。
 LED類:色が濁っている。発光点が中心からずれている。
 抵抗類:大きさがまちまち。カラーコードの色がヘン。外皮塗料が熱に弱い。
 セラコン:リード線の付け根が脆い。熱に弱い。

一方、半導体類はそれほどおかしなものには遭遇していません。半導体は素人メーカーには手が出ない分野だかから、管理体制がそこそこしっかりしている?
本職(化学系技術職)で中国製の原料を触る機会が多いですが、当たり外れが大きいですねぇ。

下記画像は小型送信管の6146。左が中国製(現行品らしい)、右が本家RCA製。中国製のデキのまずさには呆れます(断っておきますが、すべてではありせん。中国製の部品には良いものもあります)。



つづく・・・・