JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

6m&Downコンテスト参加

先日、7月4〜5日に行われた6m&Downコンテストに参加しました。今回は2日目のみ、場所は神奈川県伊勢原市(大山の見晴台)、標高約600mのQRP移動です。関東平野がよく見渡せる場所なので、本コンテストにはFBなロケーションだと思います。2月に行われた関東UHFコンテストでも同じ場所で参加しました。

今回は欲張って、50〜1200MHzの4バンドで運用しました。リグはFT-817(2.5W運用)。電源は12V 7Ah×2ヶ。山岳移動なのであまり持って行けません。
空中線はすべて自作とは行きませんでしたが、430MHzは5エレの八木、144MHzには即席で作った2エレの八木を使いました。ブーム長を70m以下(ザックに入る長さの限界)に収めたかったので、144MHzは、どうしても2エレになってしまいました。エレメントには、携帯性重視のため、全て長さが可変できるロッドアンテナを使っています。給電はガンママッチで、ガンマロッドもロッドアンテナにしています。ブームには10mm角パイプを使う予定でしたが、用意できず、Lアングルで済ませました。給電部にはタカチのABS製樹脂ケースを使い、ブームの上に固定しました。接栓には低コスト化と小型化のためBNCにしています。ショートバーにはワニグチクリップを使っていましたが、試作中に壊れたので0.3m厚の銅板で済ませました(苦笑)。使っているうちにヨレヨレになってしまいました。

本アンテナの良いところは、可搬性と調整の自由度の高さです。エレメント長も設置後に可変できるし、ガンマロッドやショートバーの位置を調整してSWRを徹底的に落としこめます(実際の現場でできました)。ためしていませんが、他のバンドでも使えるかもしれません(運用中の様子をデジカメで撮ったはずなのですが、消えてしまった・・・)。

現場に到着したのは10時少し前。終了の15時まで休憩を少し入れながら、同伴のローカル局とバンドを交替していろんなバンドで交信しました。終始、濃霧が立ちこめ、気温も低く、WXが悪かったのですが、一般登山客が少なかったので無線をやるにはよいcondxだったかもしれません(笑)。

さて、交信結果ですが約300 QSOでした。短時間の割にはたくさんできたと思います。お声がけに廻ればあと数十局は稼げたと思いますが、紙ログでのデュープチェックが面倒だったので、ほとんど全てCQ発砲で済ませてしまいました。QRP部門でエントリーする予定です。コンテスト規約によるとQRP部門では1200MHzが除外だそうで、なんだか納得いきません。


お声がけ頂いた、局長さん、ありがとうございました。



次回は来月のFDですが、どこでやるか未定です。