JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

安定化電源が故障

試作・実験用に使っている電源の一つに、中古で購入したケンウッドの安定化電源(36V-3A)があるのですが、突然、電圧がめまぐるしく変動し全く使い物にならなくなってしまいました。定電流モードでは問題なく動くのですが、20V以上の高電圧で低負荷(高抵抗回路)にすると、異常動作するのです。

そこで、中を開けてみる前に、100Ωの抵抗をつなげて、しばらく様子を見ていたのですが、この写真を撮った後、20Vくらいまで上げて重い負荷を掛けた瞬間、パンッッ!ブッシュー!とコンデンサが爆発してしまいました。どうやらコンデンサが寿命でパンクしたらしいです。部屋の中が真っ白になり電解コンデンサの中の電解液(エチレンカーボネートやジメチルホルムアミドのような臭い)が蒸発してとても不快な異臭が漂っています。

と言うことは、コンデンサさえ交換すれば問題なく使えるのだろうと、故障の原因が分かりやすい形で発覚したので、ヨシとします。

    • -

後記。
パンクしたコンデンサを(平滑ではありませんでした。220uF/25Vの小さいヤツ)を外して交換してみたところ、結局直らず。他に頭が膨らんでいるコンデンサは見当たらないし。原因不明。おまけに制御基板周辺は激しいスパゲッティ配線の模様で、修理する気力なし。電源がないと困るなぁ。