JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

真空管式スーパーラジオの製作 その1

思い立ったらすぐに始めないと、いつまで経っても手を付けないような気がしたので、本日まとまった時間を使って、早速作ってみました。 シャーシはB5サイズの弁当箱シャーシにしました。全てGT管で構成するとシャーシスペースの制約で5球は無理のようで…

5球スーパーラジオ

ふと真空管でラジオを作りたくなりました。mT管で4球スーパーラジオを作ったことがあるのですが、これをGT管に載せ替える改造をやりたいと思います。使い回す部品はIFT、コイルとバリコンくらいなので大改造になります。以前、通販で買い込んだ球をかき集め…

久々に真空管アンプ その6

しつこいようですが、残留雑音が1mV以下にするべく改造していました。 ハムを拾っているのはどうやら位相反転段の6SN7GTのようです。前段と直結しているためカソード電圧が130Vくらいになり、ヒーター(つまり50Hzのノイズ)の変調を受けているようです。そ…

ALL JAコンテスト少しだけ参加

近くの山へ移動して参加する予定でしたが、諸々の事情で自宅固定からの運用で少しだけ参加しました。当局はアパマンハムなので短波帯用の大きい空中線を設置することができないのが苦しいところですが、交信できて当たり前のV/UHFとは違って、HF帯の運用は楽…

久々に真空管アンプ その5

本アンプは6L6系、KT88系の球ならば、バイアス電圧の調整のみで差し替え可能です。東芝の6G-B8もピン互換のビーム管なので、差し替えてみました。ダンピングの効いた良い音で鳴っています。 6G-B8は日本独自の大型パワー4極管で、東京オリンピックのPA装…

久々に真空管アンプ その4

やはり、土日が来ないと工作が進みません。一応、完成です。 前回書いた通り、電圧増幅段と位相反転段を、ごく普通の6SL7GTパラのカソード接地と6SN7GTのカソード結合(ほとんど差動と同じ)の直結へ変更しました。カソード結合段は前段と直結なので、供給電…

久々に真空管アンプ その3

当初設計の5極管の6SJ7の差動増幅ではハムが取れない、ゲインが小さくて少し使いにくい、また6SJ7のマイクロフォニックノイズが思ったよりも著しい、という理由から、6SL7GTと6SN7GTの双3極を2本使って、マランツ8型のドライブ回路(初段カソード接地→次…

久々に真空管アンプ その2

昨日の続きです。今日は帰りが早かったので工作が進みました。 初段の定電流回路のためのC電源は、6.3Vのヒーター巻線を半端整流した後、7905で安定化して-5Vを作りました。共通カソードには28mA流して、動作時にはカソード電位が約+2Vになります。従って、…

久々に真空管アンプ

久々に真空管アンプを制作中です。出力管はまだ決めていませんが(苦笑)、6550かEL34、6L6系にするつもりで、ウルトラニリア接続、固定バイアスのモノラルプッシュプルです。初段には6SJ7を2本使った5極管差動位相反転回路を採用。出力トランスはハモンドの…

ジャンク基板から取る部品

本日、出かけたついでに横浜のパーツショップに寄って、いくつかブツをゲットしてきました。まずは、古い古いAM/FMラジオの基板です。完全ディスクリートで構成されていて、大型のフェライトバーや昔ながらのソリッド抵抗、低周波増幅の終段には出力ト…

余ったトランスの使い道

真空管回路の部品の中で、なかなか入手しにくいのが、高圧または出力トランスでしょうか。ジャンク屋やオークションで程度の良いのを見つけたら買うようにしていたのですが、用途が決まらないうちに随分とたまってしまいました。 押し入れの整理をしていたら…

単電源ACミニミニアンプ

いつの間にか、10,000PVを突破してしまいました。毎度ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。前回ご紹介したNRD-545は内蔵スピーカーで鳴らすと、音質が非常に悪いので、LINE出力からパワーアンプを通して外部スピーカーで聞いております。…

NHKラジオ受信障害

BCL

我が家の書斎(パソコン・工作部屋)にはテレビがありません。部屋にこもって電子工作やったり、パソコンをいじっているときには、たいていラジオなどを聞いていることが多いです。FM放送は東京FM、中波放送はNHK第1・第2を愛聴しているのですが、最近…

ミニFET DCアンプ

以前、ミニサイズの初段オペアンプ終段FET DCアンプの記事を紹介しました。終段FETを2SK1530/2SJ201から、IRFP140/IRFP9140に変えて改造中です。ご存じのように前者は東芝製HiFiオーディオ用のパワーMOS FETであり、Vthが低く・広いIdにわたってリニアリティ…

135kHz帯終段増幅器の試作

アマチュアバンド7MHz帯の拡大と135kHz帯の新規分配がスタートして、約1週間が経ちました。7.10MHzより少し上で国内CWがよく聞こえてきますね。しかし、7.1〜7.2MHzで中国?韓国?のメガワット級の放送局が居座っているので、まだしばらくは広々と運用がで…

BCLふたたび

BCL

本日は、例の北朝鮮の事件があったため、ほぼ一日中「朝鮮の声」の日本語放送を聞いていました。この局は強力な近隣局なので全く問題なく聞くことができます。今日は久々に海外の放送を聞きまくっていました。condxはまずまずでした。 BCLラジオはいろいろ所…

真空管 vs. トランジスタアンプ

当局は電子工作、とくにオーディオアンプ(音声増幅器)を自作することを趣味としています。最近では、とうの昔に廃れた過去のデバイスである真空管をわざわざ使って、アンプをこしらえるという、のが流行しています。実は当局がクラフトオーディオの道にハ…

ソーラーサイクル24予測について

去年、NASAからソーラーサイクル(太陽活動の周期)24に突入した、と発表されましたが、太陽活動の実際はご承知の通りの有様でサッパリでございます。そこで最近の無黒点日数をプロットしてみました。図中の滑らかな線は2次曲線で近似したプロットです。客…