JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

BCLふたたび

本日は、例の北朝鮮の事件があったため、ほぼ一日中「朝鮮の声」の日本語放送を聞いていました。この局は強力な近隣局なので全く問題なく聞くことができます。今日は久々に海外の放送を聞きまくっていました。condxはまずまずでした。
BCLラジオはいろいろ所有しておりますが、AORAR7030Plus日本無線JRCのNRD-545という通信機型受信機を使用しています。とくに前者の受信機を愛用しています。アナログ信号処理ではありますが、感度などの一般性能では他機種にずば抜けており、DXerの標準的な受信機となっています。残念ながら現在では生産終了となってしまいました。唯一の不満は操作性で、何をするにもとにかく使いにくい。付属の赤外線リモコンも操作性が悪すぎるので、コマンドを記憶できるリモコン(リモートコマンダー)を使って操作しています。

7MHz帯のアマチュアバンド拡大に伴い、7MHz帯の放送バンドに周波数の改変があったようです。国際放送はインターネット放送への移行が進んでおり(特に先進国)、電波による放送が縮小しております。そんななか、Voice of Turkeyが日本語放送を開始する、という噂があり驚きましたが、どうやらすぐに開始するわけではなさそうです(予算縮小のため中止になったとか)。トルコといえば親日な国として有名ですし、BCL界での大ヒットなニュースになったのではないでしょうか。残念です。


パソコンがインターフェースになったソフトウエアラジオ(SDR)、Perseusが今話題になっていますね。一昔前はWinRadioというのがありましたが、今はPerseusの方が人気があるようです。最近、AORジャパンがディーラーとなりました。800kHzのIF帯域の信号を、パソコンで録音できるので、再生の際に復調検波し直せて、モードを変えたり、フィルターを変えたりとかできてしまいます。ラジオの概念をガラリと変えてしまいました。熱いです。ダイヤルをぐるぐる回して同調するという、昔ながらのラジオとは全く異なります。