JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

久々に真空管アンプ その6

しつこいようですが、残留雑音が1mV以下にするべく改造していました。
ハムを拾っているのはどうやら位相反転段の6SN7GTのようです。前段と直結しているためカソード電圧が130Vくらいになり、ヒーター(つまり50Hzのノイズ)の変調を受けているようです。そこで、ヒーター電圧をカソード電圧と共通にしてみました(H-K間電位差を0にする)。しかし、全く改善されず・・・。一般にヒーター電圧の方を高くするとハムを拾わなくなると言われているので、B電源から分圧して200Vを作り、これをヒーター電圧にしたところ、ピタッとハムが止まりました。
下の写真は、スベトラーナ製(Sロゴ)EL34を装着した様子です。オリジナルと同じスリムな外周器で、6L6系よりもずっとよい音がします。やはりHiFiオーディオ用に開発された球です。EL34/6CA7はElectroHarmonix、松下、Amperex、GE、Svetlana、Tungsolといろいろ所持しておりますが、どのメーカーの球も素晴らしい音がします。