短波帯AMラジオの製作

LA1600などの中波AMラジオ用のICを使って、7〜11MHz帯のAMラジオを作ろうと実験しておりますが、どうも中間周波数を高くすると局発が不安定になったり、中間周波増幅のゲインが十分に取れないようです。中波用のバリコンを流用しているためにコイルのインダクタンス値を小さくしているのが原因かも知れません。鉄カーボニルのトロイダルコアを使っているのですが、Ｑ値が高くなりすぎているためでしょうか。中波用の角形コイルを使うと万事うまく行くのです。TA7358のようなFM F/E用のICを組み合わせるという手もありますが・・・・。
ちなみに、ICはNECのμPC1215vというワンチップICを使っています（ジャンク屋から大量に入手）。F/E、RFアンプ、局発、混合、AGC、IFアンプ、検波とワンチップでＯＫです。また、現代的？なICで、周波数カウンタやロジック回路に接続する端子が付いています。