JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

電子卓上計算機

当局は化学系企業の技術者です。仕事柄ほとんど毎日電卓を使っています。ただの電卓ではなく、写真にあるように、たくさんボタンが付いている「関数電卓」で、当局が高専に入学したときからずっと関数電卓を使い続けています(高専の授業・演習では、もはや手計算では対応できないので、使用を義務づけられる)。
今使っている電卓は、写真の左下の“Casio fx-4500”です。過去に数十種類を使ってきましたが、これが一番使いやすいです。プログラム機能もあり、過去の計算式の訂正も可能です。太陽電池式ではないので、暗がりでも計算できます(割と重要)。唯一の欠点は、壊れやすいこと。過去に5,6回壊して、その都度、買い直しています(カシオに修理を依頼しても「買い直した方が安いですよ」と言われてしまった)。
写真の右下の電卓は、“Casio fx-101”で、1970年代のものです。会社の上司がゴミ箱に捨てたのを拾ってきたもので、電池ケースの接触が悪かっただけなので、修理して自宅の“卓上”で使っています。sinやtanなどの計算をやらせると、答えが出るまでに数秒かかり、その間1の桁がグルグルと回って表示されるのがなんともいとおしいです(笑)。
写真の上に写っているのは、計算尺です。実は科学計算と計算尺とは相性が良く、定尺上の目盛りに乗っている数値変換(例えば逆数や平方、立方、平方根、立方根など)は電卓を叩くよりも早いです。経理計算用、化学計算用、電気計算用、航海用などの専門化した計算尺もたくさんあるようです。ちなみに、計算尺はかけ算・割り算は得意ですが、足し算引き算が苦手です。ちょうどそろばんの逆です。定規代わりに使うこともありますが、ちょっとした計算には今でも使っています(と書くと、戦前生まれのOMのようですが、当局はまだ団塊ジュニア世代の30歳台の人間です)