JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

オール神奈川コンテスト

2009年6月6日のオール神奈川コンテスト(以下カナコン)に参加しました。今回はカナコン常連のローカルOM局と一緒に伊勢原市の林道への移動運用で挑みました。本移動地は神奈川県内では5本の指に入るほどの好ロケで、特に人口密集地である横浜はもちろん東京都内・埼玉・千葉は丸見えの場所ですから、UV参加の多いカナコンにはまさに絶好であります。難を言えば、湘南以西は山壁になるので、富士山方向、県内でも小田原、足柄下郡がギリギリ、南足柄、足柄上郡あたりは交信が厳しいと思います。
場所確保のために、朝の9時頃に現着、雨風が強く設営に難儀をしましたが、7/21MHz(逆Vワイヤダイポール)、50/144/430MHz(GP)、1200MHz(コリーニア)を設置しました(場所が狭いので残念ながら7MHzのワイヤが展開できず)。
コンテストまでしばらく時間があるので、当局は21/50MHzを中心に通常の移動運用しました。朝の10時頃に一瞬強いEスポが出たので、21MHzがドカンと開けましたが、一瞬で静かになり、まさに21MHz。しばらく1エリアとグランドウエーブで交信しました。時間を潰しながら21, 50, 144, 430MHzとぼちぼち運用していると、夕方に再度21MHzがガツンと開いてきました。1〜8エリア全国で終始59+の入感でした。下の伝搬状態(東京、縦軸はEスポの臨界周波数)を見ても、総合的にcondxが△〜×レベルだったのですが、滅多に繋がらない都内21MHz局とたくさん交信できたので充実した結果となりました。運用結果は21MHz: 50局、50MHz: 40局、144MHz: 20局、430MHz: 8局でした。

また、本移動地は(むろん無線家の間で)人気スポットということもあり、430MHz DXとマイクロ波運用のOM局も訪れてきました。

チャージ(含アルコール)を済ませてから21:00にスタート。短時間勝負のカナコンでは参加種目を選択するのに苦慮しますが、オールバンド参加になると局数の多い430MHz FMにも参戦しなければならず、ロケが良すぎる本移動地ではQRMに苦しめられ(聞こえすぎてCQチャンネル確保できず)余計に時間を食いそうなので、シンプルに144MHz SSBモノバンドに参加することにしました。

ハンドマイクにRF信号が周りこんでいるっぽいのが気になりながら、3時間ひたすらCQ連呼です。1.5m長のプアなGPでしたが、さすがに良く飛んでくれます。まだ集計していませんが、122局約40マルチと、去年の実績では一応優勝圏内の成績でした。結果が楽しみです。

帰宅は深夜2時頃になりました。一緒に移動運用した各局、QSOしていただいた各局、本当にありがとうございました。