JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

第28回関東UHFコンテスト参加

本日第28回関東UHFコンテストに参加しました。昨年に引き続き悪天候で関東では大雪の予報がでています。移動運用を諦め、家からの運用となりました。
しかし、現在うちのマンションは改修工事中で、マンションの外周には足場パイプが組まれてしまってアンテナを出せない環境にあるのです。しかしこの日は工事が休みということもあり、こっそりとマンションの足場パイプに八木アンテナを取り付けてQRVしました。近くのパイプと干渉してビームパータンが乱れていると思われますが、致し方ありません。一応丹沢山系に向けて山岳反射による関東全域の電波を拾う狙いです。Hi


去年、固定から運用して山岳反射を使うとQRMとモービル局の妨害で電話(FM)では難しいと感じたので、すべて電信で参加することにしました。悪いロケ・チャチな空中線・耳の悪いIC-7000の最悪な組み合わせでも電信ならばなんとかなるだろうと、開始早々からCQランニング、ほとんど呼び回らずにずっとランニングしてました。430MHz CWに一点集中です。

6時間という程よい開催時間なので、疲れて飽きてきたなぁと思ったら終了。なんとか130QSO程度できました。一応関東全域と交信できたようです(入賞には程遠い成績です(汗))。

CWは430.050〜430.100と割と広い割り当てなのですが、500Hzのフィルタでもサイドからの抑圧が気になるほど混み合っていました(いつもそうなんでしょうか?)。最後の1時間では近場の強い局がたくさん出てきてせいで、混変調と相互変調歪でバンド全体が非常に聞きにくい状態になってしまいました。これらのせいで弱い4,5局のピックアップを諦めてしまったほどです。これはIC-7000のF/Eの甘さでしょうね。

今日のコンテストでは自作のメモリ付きエレキーが活躍してくれました。OIKey-F88をカスタマイズしたものです。リピート付きメモリキーヤは空振りが続くときには便利な一品ですが、退屈になってくるので、時々手打ちでCQを連発していました。スピードは21〜23WPM程度。これ以上速いと(自分の速度に合わせた)相手の符号が一発コピーできないし、遅いと手打ちの時にやりにくいと感じました。送出ボタンが小さいので固定運用用に大きいサイズの卓上型キーヤーも現在製作中です。Hi

(右隣にある基板はマルツパーツで売っているオリジナルのキット基板。左の自作キーヤーに使用した部品はたったPICとブザーだけ)

交信いただいた各局、ありがとうございました。