DBMモジュールを試作
ダイオードとトロイダル伝送線路トランスを用いたDBMを、モジュール化して使いやすくすることを考えました。山村英穂氏の名著『改訂新版 トロイダル・コア活用百科』の287頁に載っているものをそのまま作ってみました。
まず、0.8mm厚のガラエポ基板を使って6mm角のランド4列×2段になるようにパターンをエッチングで刻みます(ランド間間隔1mm)。下の写真では何個かまとめてつくるために隣接したランドになっています。
モジュール1つ分、4列×2段(13mm×27mm角)の部分に切り出して、ショットキバリアダイオードには1SS106、インダクタにはFB-401#43トロイダルコア(0.32φトリファイラ3T)を配置してできあがりです。実に簡単。1SS106は同一ロット品を使っています。150MHzくらいまで軽く動きました。
現在設計中の50MHzSSBトランシーバーのミクサにはこれを使おうと思います。
改訂新版 定本 トロイダル・コア活用百科 ?トロイダル・コイルの理論・製作と応用回路
- 作者: 山村英穂
- 出版社/メーカー: CQ出版
- 発売日: 2006/11/01
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (2件) を見る