JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

フィールドデーコンテスト参加

8/1, 2に行われたフィールドデーコンテストに参加しました。今年からルールが変更されました、主に以下4点。(1)ホームステーション同士の交信でも得点になる。(2)送信出力が50W以下に制限。(3)開催時間が18:00〜翌日12:00へ3時間前倒し。(4)二日目6:00〜12:00のモーニング部門を新設。いずれも野外移動局にとっては朗報だと思います。やはりこの時期の野外は暑いですから早めの終了は撤収作業の時間も考えると助かると思います。また一泊するのが難しい山岳移動局にとってはモーニング部門はありがたいと思います。しかし、開始時間早まったことによって、設営作業が慌ただしくなるのではないかと思います。あとBBQする時間がないとか・・・^^;
近くの高台に登ってモーニング部門にエントリーしようかと思ったのですが、体調が万全ではないので、移動せず自宅から軽く運用しました。もう一つのコールサインを使って「フィールドデーステーションB」としてJL8VZG/1でオールバンド電信電話部門に出ることにしました。
今回の変更点の「(1)ホームステーション同士の交信でも得点になる」でバンドが固定局でびっしりと埋め尽くされて、本コンテストの主役である移動局がCQを出せなくなるのではないか?と心配したのですが、そんなことはなかったです。
今回は家からの適当参加だったので、夜はぐっすりと寝ました。モーニング部門に合わせて6時頃から運用する予定でしたが、寝坊してしまいcondxの良い7MHzの時間帯を逃してしまったようです。ハイバンドはあまり覗かず、初日はV/UHFの電話と3.5, 7MHzの電信、二日目は7MHz電信中心に少しV/UHF電話といった感じでログを積み上げました。

とトータルで383QSOでした。ロケの悪い家からの割にたくさんできたと思っています。

  • ハイライト
    • 家からの運用なので何もかも楽チンであります^^;。なので係数x1なんですねー。
    • Max 50Wということもあり、CQを出しても幅寄せやカブリ込みなどは感じませんでした。
    • アドニスのボイスメモリVM-240を手に入れたので、実戦投入しました。実に快調。ヤエスのマイクを使いましたが、IC-9100に繋いでも全く問題なかったです。
    • 144MHz CWでスタートしたのですが、いきなり激強の07県から呼ばれcondxが良いのか相手がとんでもないロケなのかわかりませんが、驚きました。
    • 7MHz CWバンドは隙間のないくらいCQ局がびっしりなのかと思ったら案外空きがすぐに見つかりました。
    • 22時頃から運用した3.5MHzが結構好調でした。いつもはノイズS=9+なのですが、何故かこの日はS=3程度に収まって運用が楽でした。
    • 終了間際の7MHzはさほどcondxの落ち込みがなく、3エリアくらいの距離ならば十分な信号強度で聞こえていました。強いEsが出なかったようですが、ローバンドのcondxは安定していたようです。
    • パワーコード"H"を送出してくる局はいませんでした^^;
  • ローライト
    • 普段使わないJL8VZGというコールのせいなのか、こちらの信号が弱いせいなのか、一発でコピーされないという事態に悩まされました。各位パーシャルチェックへの登録をお願いします^^;
    • V/UHFにはIC-9100を使ったのですが、相変わらずCWやFMを運用すると30分もしないうちにパワーダウンしてしまいます。苦肉の策で下写真のように、秋葉原のラジオデパート3階で入手した12Vの空冷ファンを天板に取り付けてなんとか凌ぎました。リグの安定化電源から供給したので電圧が高すぎるためか非常にうるさかった。次回までにレギュレータを搭載します。
    • 寝坊したため早朝の7MHzをかなり取りこぼしてしまいました。10時頃には7MHzのcondxが落ちてきたのでV/UHFへスイッチ。
    • 終了約10分前、7MHzを呼びまわっていた時に急に電源が落ちてしまうハプニング発生。電源ラインを分岐した自作配電ボックス内のヒューズが飛んでしまった模様。QSO中だったのでNILになってしまいました。すぐに復帰しましたが3分ほど時間をロス。


開催時間が18時スタートなので、7MHzで数を稼ぐチャンスが増えたような気がします。また普段あまり聞かないコールサイン(当局もその一つですが)がたくさん出ていたような気がします。来年はフィールドデーステーションAで参加したいと思います。各局QSOありがとうございました。