JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

FET電源

パワーMOS FETのシリーズレギュレーター電源をさらにもう1セット作りました。画像にあるように、グランドが独立した単電源を2個作ってから、直列結合して正負電源を作るという方法にしました。整流ダイオードが8本必要ですが、コンプリメンタリペアーのFETを用意する必要がありません。というのも、ジャンク基板から抜き取った2SK1250という手頃なMOS FETが大量に手に入ったためです。
回路はごく普通のツェナーで電圧を固定し電流ブーストする回路で、FETのゲートを制御しているのはPN2222という汎用NPNトランジスタを使いました(何でも良かったのですが大量に在庫しているので)。
実際に動かす際には、リップルコンデンサを大きくして(パネル実装のブロックコン)、FETを2パラレルにし、配線をもう少し太くしなければなりません。ダイオードコンデンサの容量から50V×3Aまでです。


試験動作では下限8Vでした。24V×2Aの電源トランスを2つ並べて、±30V×1.5Aの電源をこしらえる予定です。