JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

ランド基板での製作例

自家製ランド基板でいろいろな回路を組んで遊んでいます。比較的複雑な回路でも簡単に組めますし、すぐにバラせます。もちろん、シャーシに取り付けて実用回路にすることもできます。

  • ヘッドホンアンプ

一応、初段をFET(2SK170BL)の差動定電流アンプにしています。全部で8石です。単電源で動くACアンプですが、しっかりとした音が出ます。長時間聞いていると多少疲れますが。透明アクリル板で作った簡単なシャーシに実装しました。

  • 金田式DCアンプのドライブ段試験回路

カスコード差動定電流2段のいわゆる金田式DCアンプの試験回路です。トランジスタには海外汎用バイポーラを多用しています。ドライブ段まで組んで13石使っています。

  • 高周波いろいろ

左から、7MHzのCW QRP機、144MHzのVXO、50MHzのFM TXです。144MHzまでならこの基板で何とかなりそうです。50MHz以上では各増幅段にシールド板を設けると安定します。

  • VCO

PLL ICと組み合わせてシンセサイザーの回路を試していました。これも144MHzが上限でした。430MHzの壁は厚いです。写真では見えないかも知れませんが、マイクロ波用のチップトランジスタを使っています。

  • ストレートAMラジオ

2SK241+2N2222A+1N60×2の簡単なストレートラジオです。感度はものすごく良いのですが、選択度がまるでありません。低周波増幅にはICを使いました。うるさいくらい大きい音が出ます。