JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

旧式トランジスタ色々

本日、品川に所用があり、夕方少し前に秋葉原まで足を伸ばしてパーツを色々漁ってきました。今年初めてのアキバ詣になりました。いつもの土曜日の秋葉原と比べると人が少なく活気が少ないような気がします。シャッターが閉まっている店も目立ちます・・・・。
今日はアキバ散策する時間があまりないので、千石電商、鈴商と若松通商をぶらっと廻って、古いトランジスタなどを探してきました。このような部品を店頭で見つけると、トランジスタのみで構成するDCアンプに、ちょっとこだわりの部品を使ってみたいという衝動に駆られました。実に危険な行為と分かりつつも、パーツ屋巡りが止められないのです。

μPA15A ・・・・・ NECの差動増幅用のデュアルトランジスタです。差動初段に使われるトランジスタはローノイズで特性の揃ったデュアルトランジスタが理想的です。デュアルトランジスタは、三菱の2SA798/2SC1583やイサハヤの2SA1928/2SC5168が有名ですが、既に入手困難。本品はVcbo=25Vと低いので使いにくそうです。

2SB505/2SD79 ・・・・・ 入手困難な往年DCパーツである2SA607/2SC960の代わりに使えそうな石として紹介されていました。結構なお値段でした(@577、それでも球よりはずいぶん安い)。Vcbo=100V/Ic=2A/Pc=2Wとドライバー段に最適だと思われます。

2SB531/2SD371 ・・・・・ TO-3サイズのパワートランジスタ、コンプリペアで売られていたのでつい買ってしまいました。Vcbo=100V/Ic=6A/Pc=50Wと現代の石に比べると少し物足りない感じがしますが、軽く使う分にはよいでしょう。さて、どんな音が出るのか楽しみです。