JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

関東UHFコンテスト

2009年、一発目のコンテストとして、関東UHFコンテストに参加しました。その名の通り、関東1エリアの固定/移動局、430MHz以上の周波数で競われるコンテストです。このバンドの性質上、高いところで運用した方が有利なのは間違いありません。そこで、運用場所を、近場で関東平野方向が開けている“大山の見晴台(伊勢原市)”にしました。気合いを入れて大山山頂で運用することも考えましたが、山頂は寒さが非常に厳しく、長時間じっと座っていられないので、少し標高の低い770mの見晴台にしました。東京都内、埼玉、千葉方向が開けていて、本コンテストにはFBな場所です。
昨日は、会社の仲間と夜遅くまで飲み歩いてしまい、少し寝不足(&二日酔い気味)でしたが、なんとか9時少し過ぎには大山ケーブル駅に到着。駅までのあのキツイ階段を登り切り、ケーブルーカーに乗車、10時半頃には見晴台に到着しました(自宅のドアから運用開始まで約3時間。やはり近い)。ケーブル終着駅の阿夫利神社から見晴台までの道はほとんど平坦なので、登山という感覚はありません。見晴台では風はほとんどないけど少し寒く、時折ヒョウのようなものが降ってきましたが、かまわず運用開始しました。

設備は、
 リグ:FT-817, VX-7(予備)
 アンテナ:5エレヤギ、ホイップ(予備)
 電源:12V 7Ah シールドバッテリ(ジャンク屋から900円で購入)
 出力:0.5 〜 2.5W (QRP運用)

さすがはFBなロケです。430MHz FMの全周波数で59+のシグナルが入感しています。小八木を立ててビームを東京都内方面にして、なんとか周波数を確保し、CQ連呼!途中、2mと430MHz SSBで休憩しましたが(苦笑)、約3時間で約220のQSOできました。埼玉・千葉・茨城方面でたくさんお声がけいただいたようです。逆に、湘南方面とはほとんど交信できませんでした。途中、バッテリーの残量が気になったので、出力を1W以下に絞りましたが、QSOのペースがあまり変わりませんでしたので、結構、遠くまで飛んでくれたようです。なぜか、埼玉県上尾市鴻巣市の局と良くつながりました。相性が良かったのでしょうか。

15時には設備を畳んですぐに下山しました。さすが標高770mの位置に4時間近くとどまっていると、体の芯まで冷えきりました。早歩きで阿夫利神社まで駆け下りましたが、身体が全く温まらない。2月の山岳移動はやっぱりキツイですね。

獲得ポイントはざっと計算して25,000点。割とマルチが稼げたようです。去年の430MHz部門の実績によると、20位以内に入りそうな点数でした(去年は当局の成績は10,000点ジャストでした)。

お声がけいただいた局長さん、たいへんありがとうございました。
※ケータイで撮った写真で済みません。こんなヘボな設備でやっていました(汗)。