JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

2SC1970でとりあえず終段部完成

ひきつづき、6mトランシーバーの製作です。
未完成だった終段部を製作しました。終段の石は現代風にパワーMOS FET広帯域にしたいところですが、50MHzで動く高効率のFETを持っていないので、とりあえず定番の2SC1970シングルでQRP機にしてみました。2SC1970は50MHzで20数dBの電力利得があり、入手も比較的容易のようです(@300〜600で買える)。
ベースバイアスを30〜40mAとし、最大コレクタ電流が0.1〜0.2Aと軽く動作するように設計しています。入力と出力インピーダンスはそれぞれ12.5、50Ωで、入力には1:4の伝送線路トランスでインピーダンス変換、出力はチョーク負荷にできるので、かなり楽です。
ローパスフィルタも同一基板上に載せてあり、あとは送受信切り替え回路を用意すれば、バラック配線レベルですが一応完成となります(が、実験しながら作っているので完成するのは当分先になりそうです)。