JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

安くない部品

当たり前ですが電子部品は電子機器の材料です。従って、需要家は電子機器製造業者で、納入先は製造工場になります。そして、その納入量はおそらく月に何十万個になるでしょう。このような量で取引されて部品の正しい価格が設定されます。そこには顧客と製造元の最適な納入形態(パッケージ)や輸送ルートも含まれた上での部品の価格です。
一方、秋葉原などで売られている部品は、一般のルートで入荷されているのではありません。どういう納入形態かはわかりませんが。そして、一個一個、店の主人が袋に入れて売っているわけですから、猛烈に高くなります。値段のほとんどがお店の人件費なのです。たくさん買えば安く買えるのはそのためです。例えば、1608のチップ抵抗は1個単位で買うと@5しますが、5000個で買うとおそらく@0.5〜1になってしまうのは仕方ありませんね。