JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

T5アンプの中身

先日のツナ缶真空管(T5)アンプが好評のようで(笑)、ぜひシャーシ(缶)の中身を見せてほしいとのメールをいただきましたので、公開いたします。配線設計図も作らずに完全にアドリブで配線した上に、狭っくるしいシャーシ内にプッシュプル回路を詰め込んでいるので、かなりグチャグチャに見えます。出力トランスは、このように缶底に鎮座しております。トランスの重量がアンプの重心を低くさせ安定性に寄与しています。

下の写真は缶蓋の裏。ソケットが見えなくなるほどの混雑ぶり。このように缶の蓋に真空管周りの回路を実装したので、蓋ごと取り替えることで回路変更が可能です(笑)。各増幅段のパスコンには容量の大きいものが本来必要なのですが、缶底のOPTと干渉してしまうので、これが限度(22uF)。

下のオシロは1kHz矩形波入力時の出力波形。サグがひどい・・・・。5極管接続で無帰還なのでダンピングが不足しています。いかにも真空管らしい音が楽しめます(苦笑)。

※回路図を追記しました(クリックするとオリジナルサイズも見ることができます)。