JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

東京UHFコンテスト

430MHzがとても賑やかになる、1エリアでは人気のある東京UHFコンテストに本日参加してきました。このコンテストは、UHF(430MHz)以上の高い周波数限定、電信・電話のエントリー区分がない、朝9時から夕方15時までの比較的移動運用しやすい、東京局以外同士の交信もポイントになるのが特徴で、初心者からベテランまで参加しやすい、かつ、ハイレベルなコンテストです。バンドの特性上、ロケ(特に高さ)が命なので移動局がとても多いですね。今日は天候にも恵まれましたので移動局も多めだったと思います。当局もいつもの伊勢原市の大山中腹(標高約400m)からオンエアーしてきました。

設備はいつものお手軽、三脚に3エレのみ。ビームの方角は関東平野ど真ん中です。FT-857(10Wに減力)から430MHzオンリーで参加しました。
最初はCWからスタート、調子良く呼ばれますけどやはりUHFのCWは局が少なめ。すぐに呼ばれなくなりますので、1時間ごとにFMとCWを行ったり来たりしました。

東京UHFや関東UHFコンテストは、祝日に開催されることが多いのですが、関東の土曜日または祝日の430MHzは違法局だらけで非常に使いにくいバンドなのです。本日のコンテストもそのような状態ですから、山岳移動運用にとっては違法局の信号のQRMと妨害との戦いになります(汗)。今回も少なからず妨害されてしまいました・・・。こういうのは存在を無視するに限りますね。

コンテストが始まってしばらく経つと、5.6GHzと1200MHzを運用しに JF1SSM 岡本OM が同じ移動場所に来られました。岡本OMとはかつてこの場所でお会いしたことのある方で、お久しぶりとご挨拶しているうちに、話が盛り上がって、コンテストそっちのけで1時間くらい話し込んでしまいました(笑)。今回はそれほど本気でコンテストに参加するつもりはなかったので別にいいかなぁと。

13:00頃から再び呼んだり呼ばれたりの繰り返しで、忙しく駆け回っているうちに15:00で終了。約260QSOほどできました。PCとリグのバッテリーも底を尽きてきたようなので丁度よいタイミングでした。その後、SSMさんとまた1時間ほど話し込み(笑)。寒くなってきたので、またここで会いましょう、という別れの挨拶で16:00には撤収しました。それにしても久々の電話のコンテスト、結構くたびれました。


今年の残りのコンテストは、今週末のCQ WW CWと来月のKCWA、10mDXでしょうか。いつものようにカジュアルに楽しみたいと思います。


たくさんの交信ありがとうございました。MNI TKS QSO!!


(追記)
「マルチどの位?」と言う質問がありましたのでお答えします。運用場所の特性上、関東平野の東側が得意になりますが、丹沢山系の東斜面に位置するので西方面がまるっきりダメで山梨もまずムリ。従って山梨以外の関東圏と静岡、福島県のマルチが取れました。FDやACAGのときには0エリアもできたのですが今回はできず。都内は支庁を除いてほとんどできましたが、福生市東村山市羽村市などができませんでした。呼んでいる局を見つけたのですが…