LV-1.0を再利用してD級アンプ(その2)
前回ではLV-1.0をバラしてD級パワーアンプ基板を取り出しました。これをケーシングしてただのD級アンプにしてみました。ケースはタカチのSLシリーズアルミサッシケースです。特に工夫はありません(^^;
電源は24V 2.4Aのスイッチング電源を二つ組み合わせて±24Vを別筐体で用意しています。
サブシャーシが穴だらけなのは、何度も作りなおしているためです(前回はFETのDCアンプ)。+20dBの電圧利得があるとのことですが、VRの位置が12時を越えてしまうのでちょっと使いにくい。+10dBくらいのラインプリアンプが必要になりました。OPアンプで組んでみようかと思いましたが、おなじくLV-1.0のヘッドホンアンプ基板を使ってみることにしました。DCアンプになっていて、すべてディスクリート部品でできているという少々マニアックなものです。±12Vの電源が必要なのでLM7812と7912を平ラグ基板に組み付けて用意していました。ちょっと配置構成が悪いですが・・・
で一応完成となりました。500kHzのスイッチングノイズが出力されているのですが、スピーカーからでる音はまぁまぁです。しかし少しハイが物足りない感じでこれはLV-1.0で聞いている時から気になっていました。8Ωダミーロードでざっくりとf特を調べると(10W再生時)、
10kHzくらいから少し落ちているのが分かります。LPFが効きすぎているからでしょうね。