JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー導入

閑静な場所での移動運用では、騒音が気になるので発電機が使えないことがあるためバッテリーを電源として使っている局が多いと思います。以前、河原で運用しているときに発電機を動かしたら、近くで釣りをしている人に叱られたがあるので、もっぱらバッテリーを使うことにしています。山岳移動ではバッテリー運用は当然ですが、軽量でパワフルなリチウムイオンバッテリー(LIB)を使っています(以前ココで紹介しました)。

普段は鉛12V 33Ahのディープサイクルバッテリーを使っているのですが、最近ローカル局から40Ahのリン酸鉄リチウムイオンバッテリを安く譲ってもらいました。重量約6kgと軽い!リン酸鉄リチウムイオンは従来のリチウムイオンよりもエネルギー密度が低い(しかし鉛よりはずっと高い)が、材料費が低く長寿命、安全性が高いようです。満充電時の開放電圧は13.2Vであり、0.25C(10A)ほど流しても電源電圧が12V以下にはならないので、バッ直運用するには非常にFBであります。実用的な放電深度も鉛よりもずっと深いようなので、長時間安心して使えそうです。

(持ち運びやすいように取っ手をつけています)
先日のJQ1ZQQの運用で実践投入してみたところ、40Wのパワーで約3時間余裕で使えました。その後充電したらあっという間に充電完了しました。時間があったときに充放電特性を測定してみたいと思います。