JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

ユニバーサル基板で球を実装する試み

フォノイコライザを球と石と同時に設計中です。半導体式は超ローノイズのオペアンプLT1028を使って設計しています。管球式はマランツ#7のEQ回路をそのままパクりました(12AX7のNFB型+12AX7のカソフォロ)。球のプリアンプは、シャーシ内に球を収めてしまう方法で組み立てられるのが一般で、ソケットをサブシャーシに取り付けて実装され、部品の実装には依然としてラグ板を立てての空中配線が普通です。しかし、ラグ板にするとスペースファクタが悪いのが欠点です。そこで、ユニバーサル基板にソケットを取り付けて、周りにCR類を挿入実装する方法で作ってみました。

うまく作った割にどうにも違和感があります(苦笑)。空中配線と比べると部品の安定感があります。おそらく振動にも強いと思いますし、改造・訂正もしやすい。配線距離が若干長くなるのと、一点アースがやりにくい、というデメリットもあります。さて、どうなることやら。