JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

オール千葉コンテスト参加

先日の日曜日10/19、オール千葉コンテストに参加しました。このコンテストには3年前から参加しており、過去2回入賞させて頂いています。今年も入賞目指して参加しました。このコンテストは開催時間が昼の12時から18時と手頃な時間帯で、他のコンテストと重なっていないので(JAG PTYを除いて)、割りと参加しやすいです。
県外からの参加だと呼び回りが多くなり比較的ヒマなのでマルチバンドに参加することにしました。電信(X-CW)にするか電信電話(X-MIX)にするか迷ったところ、1エリアの地の利を活かせるX-MIXにしました。V/UHFは電信よりも電話に出てくる人が多いのでQSO数が稼げるという見込みです。問題はロケです。短波の飛びを重視して移動運用なのですが、いつも運用する場所は千葉方面との相性が悪くV/UHFでは富士山・丹沢の反射を使うしかなさそうです。

12時のスタート早々にV/UHFに行ってみました。どのCQ局もパイルアップを受けていて、全く取り上げてもらえません。非常に苦労しました。最初の30分は10局足らずでかなり出遅れ。V/UHFは局は多いけどQSOしにくいので諦めて、稼ぎ頭の7MHzにQSYしました。CWでどんどん数を稼ぎ、SSBも大混雑ながらパイルアップを抜いて気分爽快。空いてる周波数で時々県外局CQを出し、そこそこ呼ばれます。とすると、14時頃、急にcondxがガクっと落ちました。これはもしかしたらデリンジャー現象??当時のイオノグラムを見ると・・・・

のように電離層が全くありません。Xクラスのフレアが発生したようで、コンテスト中にデリンジャー現象に遭遇したのは初めてであります。しかし7MHzの千葉の局はしっかりと聞こえていたのでQRMが少なく逆にやりやすかったです(笑)。30分もするとcondxが戻り、いつもの大混雑な7MHzに戻りましたが・・・(汗)。
マルチバンドなので14MHz upもトライ。14MHz SSBに出ている局がちらほら。めったにQSOしない国内14MHz SSBが割り簡単にできてしまいました。CQ局のロケに助けられたと思います(電離層反射じゃないのでデリンジャー現象の影響なし!)。28MHzは全く聞こえず(タイミング悪いだけ?)、終了まで7MHzとV/UHFを行ったり来たりしてました。
スコアは以下のとおりです(マルチは内緒)。

    • 3.5MHz 4QSO 12pts
    • 7MHz 51QSO 128pts
    • 14MHz 10QSO 28pts
    • 21MHz 1QSO 2pts
    • 50MHz 1QSO 2pts
    • 144MHz 18QSO 44pts
    • 430MHz 12QSO 27pts

去年よりもスコアアップで、X-MIXで1位もしくは2位につけるくらいのスコアになりました。しかし50MHzと430MHzはもっと稼げるはずなのに、残念な結果・・・いろいろ課題が残るコンテストでした。
千葉県各局、QSOありがとうございました。