JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

JQ1ZQQでオール神奈川コンテスト参加

オール神奈川コンテストは管内なので毎回気合を入れて参加しているのですが、今年は、ちょっと趣向を凝らし、地元のハムクラブのメンバーたちでマルチオペ参加してみました。コールサインJQ1ZQQです。
企画当初、普段あまりコンテストに出たことがないメンバーが多くどうなるか心配しました(杞憂に過ぎませんでした)。また運用場所を茅ヶ崎市にこだわったので、運用場所に困り、つまりロケが良くて深夜まで車を数台止められるところを見つけるのに難儀しました。幸い、某公園の脇で無事運用することができたのですが、ロケはさほど良くないので(そもそも茅ヶ崎市は平たい街)、勝つ気は全くなし、とにかくメンバー全員が無事にコンテストを戦い抜き、楽しめればヨシとしました。

当日のWXは朝からFBで午後からは曇りですが、夜までなんとか持ちそう。朝の11時にメンバー集合してアイボール会の後、設営に入りました。14時には準備完了。21MHzのアンテナでワッチするとDXが割とよく聞こえてきました。DX condxは良さそう?

昼の部の短波ハイバンドでは電信が主体となることから、電信ができるOPに担当してもらいました。短波のアンテナはワイヤダイポール、50MHzは4エレ八木を6mポールに立てて当局が担当しました。Esが出てくれば結構楽しめるなのでEsオープンを期待しました。やはりロケに問題があるので50MHzは苦戦しましたが、ハイバンドはF2正規反射やスキャッターで全国エリアと交信できそこそこできたかなと思います。結局50MHzで交信できるEsは出ませんでした。残念。

昼の部が終わり、アンテナ撤収、晩ごはん、夜の部のアンテナ設営と3時間のインターバルでも大忙し。20時にはなんとかすべてのアンテナが上がりました。オール神奈川はこの夜の設営が結構しんどいです。1.9MHzは13m長ポールで立てた逆Lアンテナで、一応ATUを入れていますが、フルサイズにしてスルー状態でも1.9MHzに共振するように調整しました。3.5MHzも同じくフルサイズ逆Lです。7MHzは6m高の逆Vダイポールで、NVIS化するためあえて給電点高を低くしました。144MHzと430MHzは10エレシングルとお手軽仕様。ロケ悪ですが(それでも茅ヶ崎市内の中ではそこそこ良いところ)管内局の強みを活かせばそこそこできるだろうという考えです。

夜の部、当局は1.9/3.5/7MHzの3バンド担当。バンド間干渉があるので同時運用は難しいとの判断です。まずは7MHz CWでスタートダッシュを狙いました。80Q/hのペースを保ち、3.5MHz CWへQSY。すぐに猛烈に呼ばれました。CQ途切れるとcondxが落ちる前に7MHz SSBにQSY。こちらも結構呼ばれました。7MHzのNVIS化が功を奏したのか近距離もFBです。3.5MHzは雨が近いせいかS=9+のノイズでSSBは難しいと判断し数局でやめて、1.9MHzへQSY、これまたすぐに火柱パイルが立ちました。フルサイズの威力で全国にFBに飛んでいったようです(1.9MHzはノイズ皆無)。最初の2時間を80Q/hのペースでつなぐことができました。最後の30分は各バンドをQSYして呼びまわったりしてスコアメイクしました(当局が担当した1.9〜7MHzは個人参加でも1位並のスコアになったと思います)。
144, 430MHzのチームもFBに運用出来たようです。ロケの悪さはCWでカバーして結構な局数を稼いでくれました。
終了間際に雨が降ってきました。終了後急いで撤収・・・

結果は、530x286=151,580点とロケ悪と初参加としてはまずまずではないでしょうか。参加各局ありがとうございました。

各局、交信いただきありがとうございました。近日中にQSLカードを発行しビューロ経由で送付いたします。次回もよろしくお願いします。