JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

ICによるマイクアンプ製作

前回紹介した低雑音プリアンプICをつかって、マイクアンプを製作しています。ALC回路付きのマイクアンプICのTA2011Sを使ってみました。ネットでTA2011を検索するとかなりの数のページがヒットし、割と有名なICのようです。使い方はいたって簡単ですが、入力インピーダンスと、ALCのアタックタイムの時定数がポイントだと思われます。時定数は4.7uFと1MΩの組み合わせにしました。

後段には2SA1680/2SC4408によるコンプリメンタリエミッタフォロワ回路によるバッファ段を付けて、出力インピーダンスを低くしています(本当は必要ないですが)。電圧ゲインは仕様通り、47dBで、ALCレベルは0.644Vrms@1kHzになりました。