JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

直熱3極管との組み合わせを確かめる

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寒さが本格的になりました。当局は真空管アンプの電源スイッチを入れて暖を取っています。2、3台つけていると本当に部屋が温かくなってきて、真空管アンプというものが、いかに効率の悪い電気製品であるかの証明でもあります(夏場だと暑苦しい)。

普段、リビングで動かしている真空管アンプは、6L6GCの全段差動プッシュプルと下の画像にある2A3シングルです。どちらも数W程度の出力ですが、狭い部屋なので別段困ったことがありません。鳴らす音源はCDプレイヤがほとんどですが、ひさびさにアナログプレイヤを引っ張り出してきました。実家で眠っていた古いターンテーブルをひさびさに動かしています。

子供の頃、生意気にも親父のクラシックのLPレコードを良く聞いていました。安物のLP盤とステレオでしたが、LPの種類は豊富で、中でもベートーベンの交響曲第6番とショパンピアノソナタがお気に入りでした。高校にかけてバッハに傾倒。このころからCDが一般的になりました。大学になるとカンタータなどの声楽にハマりますが、LP版でないと手に入らないものもあり、探し回った記憶があります。生意気にも「フーガの技法」などを聞いて、ウームとうなったりとか(苦笑)。今でもバッハ以外はほとんど聞きません。

直熱3極管でアナログプレイヤを再生すると何か独特な感覚ですね。CDと半導体アンプの組み合わせと比べると、遙かに電気物理的特性が劣っているにもかかわらず、不思議なものです。『温かい音』とは明らかに違うのですけど。
そう言えば、長真弓氏の製作記事を参考に、管球式のイコライザアンプにも挑戦して見たいと思います。やることが増えました(汗)。