JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

初代クーガ RF-888の改造

大した改造でもないのですが(汗)・・・・

初代クーガのRF-888といえばBCLブームのちょっと前の時代、深夜放送ブームの時に爆発的に売れたラジオらしいですね(その時代は幼すぎて知りません)。この大口径のスピーカーが特徴ですが、深夜ラジオ向けというべき、ダイヤルライトのボタンとスリープタイマーが付いています。あとマイクミキシングとFMトランスミッタ(オプション)も付いていて、ちょっとしたトランシーバ遊びができるみたいですね。

AM/FM/SWの3バンド構成で決して感度は良い方ではありませんが、当局が小学生か中学生の頃、初歩のラジオの「買います/売ります」で手に入れたラジオがこの初代クーガでよくラジオオートラリアとかVOAとか聞いたものです。


で、久々に引っ張り出したものの、鉄筋コンクリートのマンションの部屋ではAM放送がまるで入感しません。外部アンテナが必要なのですが、初代クーガには外部アンテナ端子が付いていません。ロッドアンテナにワニ口クリップなどで付けても良いのですが、美しくありませんので、ちょっと改造して端子を作ってみました。


外部アンテナはWellBrookのALA1530を使っていますので、50Ωタイプです。したがって、なるべく低インピーダンスで受けたいので、このようにロッドアンテナにリンクコイルを作って接続しました。巻き数は適当です(汗)。マジックハンダでリンクコイルを固定しています。コイルの一端をGNDにつないで、下図のようにケースにSMAパネル実装のレセプタクルを強引に取り付けました。


ケース背面から見るとSMAのコネクタが見えますね。ここから外部アンテナと接続します。

AMラジオは毎日よく聞いてます(地上波TVは全く見なくなりました)。民放各局はradikoでネット経由で高音質ステレオで聞けるのですが、NHKが聞けません。このRF-888はNHK専用ラジオになってしまっています。大口径のスピーカーで聞きやすい音でFBです。長らく使っていきたいと思います。