JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

東京コンテスト参加

毎年恒例の東京コンテストに参加しました。天気が良いので去年と同じく高台からの移動運用での参加です。最近出版された、「アマチュア無線 コンテスト・オペレーション・ガイド」という書籍に少し執筆したということもあり、やや緊張気味の参加でありました^^;
いつもは電信マルチや電信シングルバンドでの参加なのですが、そろそろ電信オンリーも飽きてきたので、都外無差別級部門(電信電話マルチ)に挑戦してみました。東京・関東支部主催のロカコンの電信部門は毎年、異常にハイレベルなので、電信電話の方が参加者がやや緩いような気もします。いつものように20Ahのバッテリーで5〜20W、ダイポールで運用しました。
結果はQSO数の推移だけですが(スコアはナイショ)、

とまずまずのQSO数。しかし・・・
◯ハイライト

  • 天気はまずます。寒くもなく暑くもなく過ごしやすかったです。移動運用しやすい9〜15時という開催時間帯もベストだと思います。
  • 普段はめったにやらない電話をメインに出てみました。勝手がよくわからないのですが、そこそこ呼ばれて、初QSOの方も多く新鮮でした。
  • まずまずのEsが出たようです。東斜面のロケとアンテナがプア(全てダイポール)なのでEsの恩恵はあまり受けられませんでした。
  • QSO数はそこそこ出来たと思います。50MHzに傾きすぎた感(134QSO)がありますが。

◯ローライト

  • 予想以上に局数が少ない印象です。50MHz SSBでスタートダッシュかます予定だったのですが、GWまっただ中なので仕方ない・・・
  • Esで聞こえる遠距離のCQに応えようと呼びまわるがロケ悪とパワー不足と予想以上に時間がかかってしまう。従ってCQ Running中心。呼ばれるのは近場ばかり。マルチが増えません。
  • Esが開いているのに、TK TESTに参加している人自体が少ない模様。これは仕方ない。
  • 144MHzをずいぶん疎かにしてしまい、最後の40分でマルチ挽回のため呼び周りしたけど完全に時間切れ。時間配分をミスした模様。
  • 12V→100VACのインバーター(150W)を介してノートPC用の電源ACアダプタを接続したところ、PCに電源が供給されない。容量不足というわけでもないので原因不明。液晶のバックライトを最低輝度にして内蔵バッテリーをなんとか6時間持たせました(一応予備のバッテリーあったけど)。
  • 144MHzのモビホを建てる基台から伸びている同軸ケーブルのコネクタのシース部分(ネジで外れるようになっている)が行方不明に。一瞬諦めたけど、ワイヤアンテナの一部をちぎって、強引にアース側を筐体のアースと接続して対応。こんなのでも一応反射波はまったくなく問題なく運用出来ました^^;

今回もいろいとトラブルありましたが、6時間なんとか無事に完走。しかし、電信電話マルチになるととにかく時間がなさすぎますね。去年と違ってEsが出たのでハイレベルな展開になりそうで、入賞が厳しいスコアとなりました。
各局QSOありがとうございました。