JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

開局9周年

本日で開局9周年を迎えることができました。ここ数年、ほとんど無線に関する活動内容に変化がなく、安定しているというかワンパターンになりつつあるので、既に本ブログにも書きましたが、去年度は以下のことにトライしました。

・海外移動運用
・米国アマチュア無線免許取得

前者は3月の末にパラオへ移動して初の海外移動運用をやってきました。詳しくはここなどのエントリーに書いたとおり、レンタルシャックなので特に設備や運用ノウハウの必要なく気軽に楽しめました。condxイマイチでしたが、約5,000QSOと初運用の割りに成功したと思っています。それにしても、一度この鬼パイルを味わってしまうと、国内での運用は物足りないというか、全く別の世界であります。年内には無理そうですが、近いうちにまた海外移動をやってみたいと思います。とにかく海外での運用はやっておくべき体験だと思いますので、みなさんもチャンスがあればぜひトライしてみましょう。


将来米国領で海外移動運用をやってみたいこともあり、思い立ってすぐに米国の免許を取るべくFCC受験しました。ここのエントリーにも書きましたが、ろくに勉強しなかったのにAmateur Extra級まで一日で取得することができ、AF7YGというコールを取りました。すぐにVEの申請をしたところ、先日VE認定が得られ、早速来週の横浜FCC試験でVEとして参加してお手伝いする予定です。

FCC試験について幾つかの方から質問をいただいたので、受験対策についてここで記したいと思います。勉強の仕方は基本的にQPをひたすら解いて答えを覚えることに尽きるのですが、とくに無線工学や運用、安全について、なぜそうなのかを理解しないといけません。というかつまらないものになります。日本の国試のように引っ掛け問題はなく、難しい問題ではないので、一問一問きちんと理解することが望ましいです。QRZ.comの模擬テストを繰り返し、自分が不得意な分野を見極めて、そこを重点的に勉強することが肝心です。そうしないとシンプルに効率が悪いです。また、英語という語学の問題ですが、英語は英語のまま覚えるのがよく、厳密に訳さないほうが早道だと思います。

開局9年目時点でのQSO実績の統計は以下のとおりです(T88IRの運用も含みます)。

ちなみにTurbo HamlogでのQSO統計はいくつか不備があるので(RAEMなどの特殊なコールサインを認識しないなど)、QSO統計を出力するスクリプトRubyで作りました。現時点で総QSO数は97,519QSOで、10万QSOまであと少し。今年中には達成しそうです。

10年目もよろしくお願いします。