JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

430MHz SQの試作

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当局の設備、430MHzの空中線には、既製品のグランドプレーンとスイスクワッド(スタック)を使っています。スイスクワッドは作り甲斐のありそうな空中線で、何度か自作を挑戦してきましたが、SWRがうまく落ちずに断念したことがあります。
空中線作りは、金属部材の加工で工数が取られがちで、どうも億劫になりがちです。ならば、加工工数を極端に減らすことができる、はんだ付けと配管用の4φ銅パイプを使って、手軽に430MHzのスイスクワッドを作ってみました。
あのSQ特有の複雑なエレメントを、パイプを折り曲げて作るのではなく、何カ所かを、はんだ付けで接続する方法にしました。取り外しが自在ですし、調整しきれないときにはエレメントごと交換することが出来るようにするためです。欠点は、機械的強度が圧倒的に低いことです。スズ50%鉛50%の高融点ハンダを使って、接合部にはハンダをたっぷりと盛りつけて強度を出すようにしました。

とりあえず、基本骨格完成。ここまで1時間弱。寸法や角度を微調整し、フェーズラインとブームを取り付ければ一応完成ですね。