JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

IC-7300のスコープ内のノイズ治りました

IC-7300を購入してすぐに気がついたのは、スコープ内に見える変なノイズです。スコープモードをCENTERにしてVFOを動かしてもノイズの見える位置が変わらないという謎のノイズです。ある特定の条件で発生し、当局が確認した限りどのリグでも再現しました。どうやらメーカーもこの不具合を認識したようで、最新のファームウエア(Ver 1.11)では改善されているとの話を聞いたので、早速ファームアップしてみました。

結論から言うとこの謎のノイズは治りました。上がファームアップ前、下がファームアップ後です。ファームアップ前では、VFOを動かしてもスコープ中心にあるノイズの帯の位置が変わりませんが、ファームアップ後では動きます。

そもそも、以前のバージョン(Ver 1.07)ではスコープ内の信号の感度が悪かったようです。REFを+10dBにしないと上図のようなノイズがほとんど認識できず、またSメーターを振らせる信号でもスコープ内では思いの外弱かったりと、違和感があったのです。ファームアップ後ではREFを+10dB程度にするとノイズだらけになってしまいました。REFを-10dB程度にするとだいたい同じ程度のノイズコントラストになりましたから、20dBの差があったことになりますよね。

とにかく購入時からの疑問が解決できたので良かったです。メーカーさんの素早い対応に感謝しております。