JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

KT88シングルアンプ

真空管工作ネタが続きますが・・・・
正月に出来上がる予定だった真空管アンプ、シャーシの再塗装や電圧増幅段の変更(2度)など紆余曲折ありまして、このような形になってます(完成したのは1月の中旬)。PC上で再生するアンプとして使っています。Linkman LV1.0のDACから取り出したアナログ信号をソースとしています。ちょうどLV1.0の上に乗せられるようなサイズにしましたが、6BQ5などの小さいアンプではつまらないのでUL接続のKT88のシングルにしました。電源部は別筐体になってます。

当初の電圧増幅段は6EJ7の差動だったのですが、組み立ててみると無信号時のノイズが目立つ感じで気に食わず、6414のパラSRPPに変えてみたら、ハムが止まらず(ヒーターバイアスかけても改善せず)ゲインも小さい・・・なので、オーソドックスにパラ12AT7-パラ12BH7Aの2段構成にして落ち着きました。ノイズも皆無で使いやすいゲインになりました。合計3段アンプなので各段のB電源には十分なデカップリングを施しています。負帰還量と位相調整は聴感で適当に決めています(汗)。

やっぱりKT88はいい音を出しますね。もう少し規模を大きくしてKT88のプッシュプルに挑戦してみたくなりました(笑)。